目の病気開く
目の病気がある場合は、早く見つけて治療することが大切です。目の様子が気になるときは、早めに受診しましょう。
目の病気の種類と特徴開く
結膜炎(けつまくえん)[ウイルス性、細菌性] | 白目やまぶたの裏の結膜(けつまく)が充血し、目やにが出ます。 流行性角結膜炎(りゅうこうせいかくけつまくえん)項目を参照 咽頭結膜熱(プール熱)項目を参照 ☆ |
はしか、溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)、川崎病 | 炎症や充血を起こすことがあります。☆ |
さかさまつげ | まつげが逆向き[内向き]に生え、眼球に触れてしまいます。角膜[黒目の部分]に傷が付く場合もあり、程度が強いようなら受診しましょう。 |
急性涙(るい)のう炎 | 涙(るい)のうにたまった涙に、細菌が増殖して、目やにがたくさん出ます。☆ |
鼻涙管閉塞症(びるいかんへいそくしょう) | 涙の通路[鼻涙管(びるいかん)]が詰まる病気です。涙があふれるのが主な症状です。☆ |
斜視(しゃし) | 片方の目だけは目標を向いているのに、もう片方の目が別の方向を向いている状態です。斜視により弱視になってしまうこともあります。 斜視が疑われる場合はお医者さんにかかりましょう。☆ |
弱視(じゃくし) | 視力がとても弱いまま、視力の発達が止まる状態です。視力の発達は出生後から6-8歳までであり、この期間内に治療を行う必要があります。 |
網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ) | 黒目の中心(瞳孔の中)が白くなる白色瞳孔(はくしょくどうこう)が見られます。★ |
眼瞼下垂(がんけんかすい) | 上まぶたが下がってしまい、まぶたが開きにくい状態です。先天性と後天性があります。☆ |
☆ 医療機関(眼科)に受診してください。
★ 医療機関(眼科)に受診可能か確認をしてから速やかに受診してください。
外来受診時の説明ポイント開く
お医者さんとのコミュニケーションを大切に。お医者さんへ行く前に、以下のようなことをメモしておくとよいでしょう。なるべくこまめにメモを取っておきましょう。
- 目のどこ[左右どちら]を痛がっていますか?
- 目やには出ますか?
- 目を痒がっていますか?
- いつごろから症状が出ていますか?
- 熱はありますか?
- リンパ節が腫れたり、他の症状はありませんか?
対処のしかた開く
できるだけ通常の診療時間内に、眼科を受診しましょう。
きちんとした診断がつくまでは、保護者の判断で勝手に目薬をさしたりしてはいけません。