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お箸、スプーン等のしつけ-解説-

遊び食べ開く

 離乳食が進んでくると、食べている途中にスプーンで食器をたたいたり、ぐちゃぐちゃにかき混ぜたり、わざと床に落としたり、中には立ち上がって歩き回ったり、遊びだしたりする子供もいます。せっかく作った食事を遊びの対象にされると、つい怒りたくなってしまいますね。
 ただ遊び食べは発達の一つの過程で、学習としての意味もあります。子供の食べる意欲を育てるためにも、ある程度は我慢してあげてください。まず洋服や机・床を汚されてもよいように、エプロンをかけたり、床に新聞紙やビニールを敷いたりしてください。もし食事の後半に、遊び始めて食べなくなったら、ある程度の時間を区切って食事を切り上げてしまうことも時には必要です。

スプーン開く

 最初に選ぶスプーンは、赤ちゃんの口のサイズにあった小さめ、浅めでたいらな縁があるものが使いやすいでしょう。縁が立っていたり、深めだったりするとうまく赤ちゃんの口に入りません。
 1歳近くになると、スプーンを自分で持ちたがるようになりますが、最初はあくまでも遊び感覚で持っています。時には楽器にもなるでしょうし、投げ捨てるのを楽しんでいる子供もいます。しばらくすると自分で食べたがるようになります。この意欲は大切にしてあげたいですね。自分で食べたがるようになれば、親がスプーンに食べ物をのせて、お子さんに持たせてあげてください。はじめのうちは親が手を添えて口に入れてあげましょう。ある程度自分で食べて満足したら、あとは親が食べさせてあげてください。一人で上手に食べられるようになるのは、2歳半頃からです。

お箸開く

 お箸は3歳頃から使ってみましょう。適切なお箸の長さは、その子供の手のひらの長さ+3cmがおおよその目安です。長すぎず短すぎずに、お箸をうまく持つことができるようになります。
 はじめのうちはお箸で食べ物をつまむのは無理ですし、正しい持ち方は難しいかもしれません。握りばしで食べ物に突き刺していても、大目に見てください。だんだんと持ち方を直して、慣らすようにしましょう。

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