脳内の異常な電気的興奮によってけいれんが起こります。脳出血などが原因になっていることもありますが、原因がはっきりわからない場合もあります。小児救急の中でも第5位以内に入るほど頻度は高いものです。
熱性けいれん、髄膜炎(ずいまくえん)、脳炎・脳症、頭蓋内出血(ずがいないしゅっけつ)、低血糖、電解質異常、てんかん、胃腸炎関連けいれんなど
原則的にけいれんを起こしたら救急車を呼びましょう。
※てんかんなど、もともとけいれんを起こす基礎疾患のある方の受診のタイミングは、主治医の指示に従ってください。
お医者さんとのコミュニケーションを大切に。お医者さんへ行く前に、以下のようなことをメモしておくと良いでしょう。なるべくこまめにメモを取っておきましょう。
- 左右対称に起こっていますか?
- 部分的に起こっていますか?
- けいれんする場所が移動しますか?
- 目は上や横を向いていましたか?
- どのくらいの時間けいれんしていましたか?
- 頭やお腹を痛がっていますか?