鼻の粘膜(ねんまく)が炎症を起こしている状態です。鼻の粘膜(ねんまく)の、むくみや充血によって鼻水が分泌されます。
副鼻腔炎(ふくびくうえん)[蓄膿症(ちくのうしょう)]は、鼻ではなく、副鼻腔(ふくびくう)というもっと奥から分泌されています。粘膜(ねんまく)のむくみや充血であるという点では同じです。
原因で多いのはウイルスや細菌の侵入ですが、アレルギーの場合もあります。
症状としては、鼻水、鼻づまりのみという場合は少なく、熱やせき、ゼイゼイする、などを伴うことが多くあります。
1歳以下の子供の場合は要注意!
鼻炎や風邪程度の鼻づまりでも、呼吸が苦しくなってしまうことがよくあります。
<つまった鼻のとり方>
1歳以下の子供の場合、親御さんが子供の鼻に口をつけて吸ってあげることで改善されることもあります。片方ずつふさいでやってみてください。市販の鼻水吸引器(スポイト状の器具等)を使っても大丈夫です。
<湿度を保つ>
部屋の湿度を保つことも重要です。特に冬場は乾燥するのでウイルスが繁殖しやすいのです。
<鼻の下がかぶれたときは>
鼻の下がかぶれたりただれたりしてしまうことがあります。そんな時にはきれいなガーゼで拭いてあげたり、軟膏(なんこう)を鼻の下に塗って肌を保護してあげてください。
お医者さんとのコミュニケーションを大切に。お医者さんへ行く前に、以下のようなことをメモしておくと良いでしょう。なるべくこまめにメモを取っておきましょう。
<アレルギーの素因(そいん)がありますか?>
家族と本人の病歴に、喘息(ぜんそく)、アトピー性皮膚炎、花粉症などがあるか?