とにかくすぐに水で冷やすこと開く
大事なことはやけどをしたところを15~30分間水道水を流しっぱなしにして冷やすこと。服を着たままのやけどの場合には服の上から冷やします。やけどをした部分を水[氷]で冷やしながら皮膚科医の診察を受けてください。病院に行くまでは応急処置としては水や氷で冷やすだけにし、軟膏(なんこう)や馬油などを塗ることはしないで下さい。
程度がひどいと思ったら、救急車開く
やけどの重傷度はやけどの深さと広さによって決まります。面積が小さいやけどでも、深ければあとが残ってしまいます。程度がひどいと感じるようなら、ためらわず救急車を呼びます。皮膚がかたくなる、白くなっている、あるいは黒く変色しているような状態は深いやけどといえます。
伝えるポイントは、次の3つです。
伝えるポイントは、次の3つです。
- 何でやけどをしたか[熱湯、油、アイロンなど]
- 広さはどの程度[手のひら、膝(ひざ)から下、背中一面など]
- 皮膚の状態[赤くなっている、白くなっている、皮膚がむけているなど]
- やけどを扱う病院は限られているので、専門の病院での対応が必要になることもあります。
程度が軽いと思っても、かかりつけ医に相談開く
かかりつけ皮膚科医に連絡して相談します。伝えるポイントは、何でやけどをしたか[熱湯、油、アイロンなど]、広さはどの程度[手のひら全体、膝(ひざ)から下、背中一面など]、皮膚の状態[赤くなっている、白くなっている、皮膚がむけているなど]です。専門の病院での対応が必要になることもあります。病院に行く間も、きれいなガーゼを巻いて、その上から保冷剤などで冷やすようにします。
普段から事故防止に努めましょう開く
子供は好奇心が旺盛(おうせい)で、何にでも手を出したがります。特にやけどは歩き始めた子に多いといわれます。お茶、ポットのお湯、みそ汁などによるやけども多く、手の届く範囲に不用意に置かないようにしましょう。また、ストーブなどは、囲いをしっかりするなどして事故防止に努めましょう。